メタボリックシンドローム外来

人間ドック医が語るメタボリックシンドロームの実体

メタボリックシンドロームの予防と治療

予防のためには1日30分のウォーキングの追加が必要。

内臓脂肪減量治療目的には、1日1時間のウォーキングの追加が必要。


これが究極のメタボリックシンドローム予防と治療法だと思います。

ただしアルコールや清涼飲料水・缶コーヒーの飲み過ぎやカロリーの摂りすぎは別です。

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日本成人に対する総合的な予防ガイドラインは?

日本では、「平均的リスクの米国成人全員に対する総合的な予防ガイドライ」のような正式なガイドラインはありません。
昨年の日本ドック学会(沖縄)での厚生労働省健康局 前健康局長 中島正治氏の講演の中でそれに近いものがありました。

生活習慣の改善の目標
発症・重症化予防の基本は、個人の生活習慣を改善すること
1に運動 2に食事 しっかり禁煙、 最後にクスリ

1.体重:適正体重の維持 BMI<25(BMI=体重(kg)/(身長(m))2
2.運動習慣の徹底
 ・日常生活における歩数
    男性 9,2000歩以上/日
    女性 8,3000歩以上/日
      (1,000歩の増加)
 ・運動の習慣化
  1回30分以上の運動を、週2回以上
3.食生活の改善・食育の推進
 ・脂肪によるエネルギー摂取 25%以下(20〜48歳代)
 ・食線摂取の減少 10g未満/日
 ・野菜の摂取量の増加 350g以上/日

「平均的リスクの米国成人全員に対する総合的な予防ガイドライ」を参考にしていることは明白ですね。まず適正体重を保ち、運動と食事療法の考えは同じなのですが、日本の場合どうしても追加項目が多くなります。日本のガイドラインでは、ほとんど運動と食事に関しては達成は難しそうですね。

物事の本質が理解できれば、原理は単純になります。無駄がそぎ落とされるためです。しかし理解不十分の場合、どうしても追加事項が多くなり、結局は人を納得させることはできない事になります。

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米国成人に対する総合的な予防ガイドライン

日本ではメタボリックシンドロームに対する予防ガイドラインはまだできていません。

米国ではメタボリックシンドロームに対するものではありませんが、循環器、糖尿病、癌の3学会による共同宣言「平均的リスクの米国成人全員に対する総合的な予防ガイドライ」があります

栄養と運動に関する助言を患者に提供する
1.健康体重を実現し維持する
2.週5回以上、30分以上の運動をする
3.毎日5盛(serving)以上の野菜と果物を食べる
喫煙については患者に尋ね、禁煙カウンセリングと薬物療法を提供する

これを参考にすれば、
1.毎日30分の運動をする(歩く時間を30分追加で良いでしょう)
2.野菜5servingは、1servingはおよそ70gですので、1日350gの野菜を摂る。
(野菜350gは実際大変ですので、「1日分の野菜」などの野菜ジュースで可と思います。)
3.健康体重の維持(まずはウエスト周囲径85cm未満を目指しましょう)
後は禁煙とお酒は控えめに
米国

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